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【鉄道車両(機関車)】ディーゼル機関車、有事に不足

2016/08/22

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朝鮮日報の報道によると、韓国では有事などの緊急事態に備えて政府が確保すべきディーゼル機関車が法律で定められているが、コレイル(韓国鉄道公社)は保有しているディーゼル機関車233両のうち、9両が老朽化により年内に廃車になる予定のため、これにより法定の保有数より3両足りなくなることが分かった。このままいくと2020年までに毎年4~25両廃車されるため、不足数は年々増え、19年には32両、20年には57両に達すると予想されている。コレイルが保有しているディーゼル機関車は老朽化に伴い順次廃車処分されているが、新規機関車導入のための財源確保作業はきちんと行われておらず、このまま行けば法律で定められている数さえ確保できない事態が予想されるということだ。
鉄道技術研究院が国土交通部の依頼に基づき昨年行った報告書「有事ディーゼル機関車所要数算定研究」によると、有事状況などに備えて保有の義務があるディーゼル機関車は227両である。現行の防災資源管理法では、有事・災害などで発電所の破壊や電車線断線により電力供給が不可能になり、電気機関車を運行できないような緊急事態が発生した場合、国民を避難させたり、軍装備・物資・兵員を輸送したりするために一定数のディーゼル機関車を保有するよう規定している。このため国土交通部が具体的なディーゼル機関車の数を算定した結果、少なくとも227両が必要だという結論が出たものだ。しかし、ディーゼル機関車の新規導入作業については、1両当たり58億ウォン(約5億3300万円)前後の財源をどちらが負担するかなどをめぐり、政府と韓国鉄道公社の間で意見の違いがあり、遅々として進まないのが実状だ。

朝鮮日報

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